秋の日

佇む

暮れていく空に

身動ぎもせず 

何時までそうしているつもり

夕日が丸く 君の肩越しに

帳を告げようとしているのに

 

恥ずかしがりや

あなたの視線がちょっと振り返る

閉じたまつ毛に隠れているあなたの本心

もう一歩前に出てみればきっと違った時が流れるのに