池田晶子の書を読んで君は言う
哲学の命題は人の生=人の死と書かれています。
生きると言うことの意味を考え続けるのが哲学だと…。
私が生まれた時備わったものは、私が望んだものでも
選んだものでもありません。
私を取り巻く環境も私が作ったものでもありません
そうしたものが、私という人間の属性を形成していくのでしょう。
そうです、その属性を生きなければならないのです。
私はその運命を生きなければならないということです。
それは神様の悪戯に付き合うとしか言いようがないことなのです
生きるということはそういうことなのですか?。
夢の中では生きられない、
夢をみないと生きられない
過ぎ去った時は変えようもなく
未来なんて知る由もない
たった今を生きている
この温度と湿度の日々を
この風と日差しの中で
神の悪戯につき合わされ
間抜けな妄想携えて
道ずれのない旅を