季節 とき

時はしなやかに描いていく、あなたと私を

一つ一つの思いが醸す世界は留まることもない

記憶された昨日はすでに無く、明日という輝きに費やされる

それは尽きてしまうことへの計らいでしかない、抗うことのできない

何者でもない私は、何者でもないあなたと、時を奏でる夢を見た

たった一つの確かなことを忘れようとして

 

 

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