通い路

朝日こぼれるいつもの小路

沙羅の花咲くその角に

「幸」という天秤の目盛りが刻まれ

通り過ぎるだけの私が計られる 

 偶然の積み重ねでしかない

私と云う神話が語られても

思い出にさえならない

  なりわいの軽さに

ふと振り返ってみれば

茫漠とした記憶の断片が

風に舞っているだけ

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