天の織り成すこの時に

ゆらりゆらりと身をゆだね

風を読み

この湿り気を受け止める

  何を望み 何を想っていたかなんて

古い木製のテーブルに置き去りにしてきました

ギシギシと階段を上がった

あの喫茶店の二階に

 宙の模様を写し取れなくて

辻褄のあわない日々を

どう語ればよいのかも分からないこの夏

私は無為徒食の人となる

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