尾瀬は冬の

燧裏林道の木道には霜が被い、窪地には氷が張っている。

木道の上に冬支度の熊が落とし物、田代の山際を大きな角を揺らしながら雄鹿が疾走している。

尾瀬は冬の入り口

  

麓の林道を逍遥すれば、秋の装いをした木々が錦を飾り、森閑としたひと時に包まれる。

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