夢のような世界とあなたは言うけれど
夢ではない世界があるのでしょうか
遠い日の思い出は日記に綴られたインクのにじみ
心に留めたはずの大切な記憶も
やがて歳月の流れに溶けこんでしまう
私たちが視た瞬間だけ表情を創る世界
そんな世界に私たちは生きているのですから
思い出されることさえなく消えていった
所作や振る舞いに生きているのですから
高校司書のひとりごと
夢のような世界とあなたは言うけれど
夢ではない世界があるのでしょうか
遠い日の思い出は日記に綴られたインクのにじみ
心に留めたはずの大切な記憶も
やがて歳月の流れに溶けこんでしまう
私たちが視た瞬間だけ表情を創る世界
そんな世界に私たちは生きているのですから
思い出されることさえなく消えていった
所作や振る舞いに生きているのですから